次にいわゆる「2SD法」。
もうちょっと適切なネーミング方法なかったんでしょうか?

ブランクの平均+2SDに相当する濃度を検量線から読み取り、その濃度を検出下限とする方法です。
ブランク限界(Limit of Blank; LoB)と意味がよく似ています。
もちろん競合法では平均-2SDです。

試験方法は簡単。
1. キャリブレーターを測定して検量線を描く。
2. ブランクを多重測定する(10回ぐらい)
3. ブランクの平均+2SDを算出し、検量線から濃度に換算する。

2SD法

古典的な方法ですけど、いまだに現役で使っています。
例えば、希釈法が使えない場合。遊離チロキシンとかはこの方法ですね。

他にも、診断薬の開発初期で、やっと検量線が引けたような段階で、感度の目安を付けるために実施しています。
簡単な実験で、マイクロプレート3列使えば十分できます。

試験の厳しさアピールのために3SDにしている人もいます。
でもね、あくまで簡易測定法なんですよ。
ブランクの再現性が偶然でも良く取れれば、感度が高く見えてしまうんですよ。

論文書くにはちょっとねー。
2SD法で超高感度とか言われてもねー。