さて、これまで実験的な技術の話をメインに書いてきました。
それも大事ですが、個人的に同じぐらい重要だと思っていることがあります。

それは、技術を人に伝えること。
私たち技術者も例外ではありません。
仕事仲間に、お客様に、色んな場面でプレゼンテーションする事や、ディスカッションする場面があります。
わかってもらうこと、これも大事な技術です。

まずは測定原理図をどんどん描いてみることをお勧めしようかと思います。

文章で書くより、絵で描いた方が、頭の中でイメージしやすいんです。
例えば添付文書に良く書いてあるように:

「固相に結合した抗××抗体が検体中の××抗原と結合し、次に〇〇標識した抗××抗体と結合します。過剰の〇〇標識抗××抗体を洗浄して除去した後、〇〇標識を測定します。」

と書くより、
測定原理図2

と描いた方が、
  • どこに何があって
  • どう繋がっているか
見ただけで分かるから、理解しやすいのです。

文字なんて飾りです。意味が分かれば良いんです。
あえて入れるならこの程度。

測定原理図3

プレゼン得意な人は、もっと上手な図を描いているでしょう。
あれは天性の才能を持っている訳ではなくて、日頃からたくさん描いて練習しているんですよ。

ちょっと凝った描き方をするのは、練習を重ねてから。
基本は一緒です。
測定原理図1
できるようになること、これがスキルです。
丸と四角と線が描ければそれでいいんです。
美術の成績なんか、2で良いんです。
ノートの隅の落書きでも良いんです。

ひたすら練習あるのみです。

今年から始めてみませんか?