なかなか重い話が続いたので、ちょっと息抜きです。
診断薬用にプロセスされた抗体、診断薬用に厳選された酵素・基質・ペプチド。
このブログでも何度か取り上げた通り、診断薬の設計開発は高純度精製が命。コンタミは敵。
必然的にクロマトグラフィーの達人を目指すことになり、人はいつしかAKTAの虜になっていくのです。
AKTAがなかった頃は、ゲルろ過ですら大変でした。
ポンプとカラムとUVレコーダーとフラコレを繋いで、メスシリンダーで流速を測って。しかも低温室で。
うちのラボでは、まだ黒いAKTAが現役で活躍しています。
黒いAKTAは頑丈で、何かあっても電源入れ直せば、しれっと普通に動いたりします。
しかし新型の赤いのに買い換えるほど潤沢な予算はありません。
どうか今日も壊れませんように、とお祈りしながら日々のメンテナンスを入念に行っています。
使わないときには抜かりなく20%エタノールで流路を置換しています。
診断薬用ELISAでは普通に使われるAKTAですが、一般の方にはマニアックな機器と思われているようで、予算申請時に説明に苦労する事になります。
今度新しいAKTAが出るようですが、どんなスペックになるのか興味津々です。
HiLoadカラムが繋げてprime位の値段なら、買い換えにチャレンジしてみようと思うのですが。
みなさん、AKTA使ってますかー?
診断薬用にプロセスされた抗体、診断薬用に厳選された酵素・基質・ペプチド。
このブログでも何度か取り上げた通り、診断薬の設計開発は高純度精製が命。コンタミは敵。
必然的にクロマトグラフィーの達人を目指すことになり、人はいつしかAKTAの虜になっていくのです。
AKTAがなかった頃は、ゲルろ過ですら大変でした。
ポンプとカラムとUVレコーダーとフラコレを繋いで、メスシリンダーで流速を測って。しかも低温室で。
それでよく風邪引いちゃって、
「今日休みます。誰かカラム止めといて(泣)」
と電話でお願いしたものです。
うちのラボでは、まだ黒いAKTAが現役で活躍しています。
黒いAKTAは頑丈で、何かあっても電源入れ直せば、しれっと普通に動いたりします。
しかし新型の赤いのに買い換えるほど潤沢な予算はありません。
どうか今日も壊れませんように、とお祈りしながら日々のメンテナンスを入念に行っています。
使わないときには抜かりなく20%エタノールで流路を置換しています。
今すぐは無理だけど今度余裕ができたら、1N NaOHで洗浄してあげようと思っています。
診断薬用ELISAでは普通に使われるAKTAですが、一般の方にはマニアックな機器と思われているようで、予算申請時に説明に苦労する事になります。
設備導入で生産技術の方とは話がついても、工場のお偉いさんが「何それ投資価値あるの?」とか言い出して、一緒に説得しにいく羽目になったり。
今度新しいAKTAが出るようですが、どんなスペックになるのか興味津々です。
HiLoadカラムが繋げてprime位の値段なら、買い換えにチャレンジしてみようと思うのですが。
フラコレだけは今の950が使えるといいなあ。