さて、私はイムノアッセイを専門に開発をして、濃度換算をする方法を説明してきたわけですが…
この方法は、measurementではなく、assayなんですね。

元々は「計量法」ではなく、「分析法」なんです。
血中に何万もある物質から、特定の物質だけを特異的に検出する分析法。

それに定規の役目をするキャリブレーターを測定しておく事で、「測定法」のまねごとをして検体中の濃度を推定するのがassayです。
測定原理図1
臨床検査で測る測定項目というものは、どこかに反応を介在して、その濃度を「推定する」という方法をとっているものです。

この「反応」が結構、癖があるものなんですよ。
イムノアッセイの場合は、「抗原抗体反応」。

だから臨床検査の測定法を正しく理解するために、「抗原抗体反応」の部分の性質を正しく理解しなくちゃいけないんです。

これから暫くはイムノアッセイ系を「作る」ところから解説していきたいと思います。主役は「抗体」です。